赤肉用に飼育されている鶏をブロイラーと言います
肉用に飼育されている鶏をブロイラーと言いますので、普通に市販されている多くの鶏肉はブロイラー肉と言っていいでしょう。ブロイラーは、8〜10週で2kgになるほど早く成長し、出荷されます。そのように改良された鶏ですので、その雛を生産する親鳥が違えば、ブロイラー肉も違うことになりますが、品質に大きい違いはないように思います。しかし、特に、その親に地鶏を改良したものを用いている場合は、銘柄肉としていることもよくありますが、ブロイラー肉にはかわりありません。ただ、あまり改良されていない地鶏を用いている場合には、ブロイラーのように早く大きくなりません。そこで出荷までに日数を要します。すなわち、コストが掛かってしまいますので、多くは銘柄肉として販売されているようです。一方、飼っている環境や与えている餌を変えて生産した鶏肉も銘柄をつけている場合があります。
回答者/帯広畜産大学 三好俊三
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