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消費者と生産者の現地交流会

淡路島酪農農業協同組合 淡路島牧場(兵庫県)

■日 時 平成20年2月26日(火)
■場 所 (1)淡路島酪農農業協同組合 牛乳工場
(2)淡路島酪農農業協同組合 飼料倉庫
(3)淡路島酪農農業協同組合 淡路島牧場
(4)酪農生産現場((有)グリーンファーム)
■参加者 消費者(兵庫県立大学環境人間学部学生ほか)、日本農業新聞、(社)中央畜産会、(社)兵庫県畜産協会(主催)

現地交流会

今回訪れた淡路島酪農業協同組合は、平成19年1月に洲本市酪農農業協同組合と三原郡酪農農業組合が合併してつくられました。管内の酪農家戸数は340戸、飼養頭数は8900頭で、兵庫県全体の牛乳生産量の4割を占めます。

最初に訪れたのは淡路島酪農業協同組合の牛乳工場。ここで牛乳のほか、コーヒー牛乳などの乳飲料、クーラーステーションは30t×2本、60t×1本のバルククーラーがあり、東洋一の規模を誇ります。ここで牛乳や乳製品がどのようにしてできるのか説明を受けました。

次に訪れたのが農協の飼料倉庫。乳牛のエサの原料となる乾草や濃厚飼料などが積み重ねられています。

淡路島牧場に到着。まずはバター作り体験を行います。生クリームを容器に入れて縦に強く降ると徐々に液体と固形分に分離して丸いバターができました。クラッカーにつけて食べる手作りバターの味は格別です。

次に搾乳体験を行いました。牛のおっぱいに初めて触る学生さんも多く「あったかい」「思ったよりも固い」など感想を述べていました。

哺乳体験では、哺乳瓶を使って子牛にミルクを与えます。一生懸命ミルクを飲む子牛の姿に女子学生からは「可愛い!」と歓声があがりました。

最後に訪れたのは実際に牛乳を生産し、農協へ出荷している農家です。(有)グリーンファームは平成12年に2人の酪農家が共同で法人化しました。搾乳牛90頭を飼養し、借地を利用したスーダングラス、イタリアングラス、エン麦などの自給飼料生産も行っています。餌槽は手入れがラクなステンレス製です。

今回の体験で、牛乳がどのように作られて届けられているのか一連の流れをみることができました。「また参加したい」「今度の休日は淡路島牧場へ行きたい」という学生さんも多く、体験を通じて畜産への理解を高めることができました。

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