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標高400mの山頂にある石井養豚センター市場農場(阿波市市場)に到着。病原菌は靴から持ち込まれることが多いため、バスの中でシューズカバーを着用しました。
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まず、徳島県畜産協会の担当者と石井養豚センター場長の近藤保臣さんから、この養豚場と養豚の話を聞きました。
「平成2年に60haの土地を確保し、その約3haにオールイン・オールアウト方式の養豚施設を整備しました。20年に火災により一部施設を焼失しましたが、現在は母豚390頭の一貫生産、年間9100頭規模に復旧しています」
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セミウインドレスの繁殖豚舎を窓越しにのぞくと――
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子豚がおっぱいを飲んでいる様子がみられます。
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次に、肥育豚舎では、
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出荷間近の肉豚がみられました。
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近藤場長から「自家設計によるエサや飼育環境にこだわり、生産効率より肉質を重視した飼養管理をとっています」との説明を熱心に聞く参加者たち。
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使用する水は地下水を汲み上げ、特別な装置で活性化させている、とのこと。
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バスで、食肉販売店「リーベフラウ」に移動。この店舗は、自ら生産した豚肉の加工・販売するため、10年ほど前にオープンしたものです。
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店舗に隣接する、バーベキュー・ハウスで、意見交換会が行われました。徳島県畜産協会専務理事の高橋令次さんからの畜産をめぐる情勢についての話に続いて、県庁の畜産担当者、石井場長を交えて質疑応答が行われました。
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意見交換会の後は、バーベキューの時間。豚肉のほか、リーベフラウ特製のウィンナーソーセージ、ヴァイスブルスト(白いソーセージ)などを「正真正銘の産地直送」、「顔の見える」形で味わいました。
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食事の後は、店舗裏に設置されている「ミニふれあい牧場」も見学。
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ポニーやアフガニスタン原産の山羊へのエサやりを体験しました。
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最後に、豚肉やハム・ソーセージの売り場へ。豚肉の調理方法や本格的ドイツ製法の珍しい商品の説明を受けて、買いものをする参加者もいました。
参加した消費者は、今回の交流会を通じて、生産者がいかに安全でおいしい豚肉づくりをしているかを理解した様子でした。
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