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但馬牛の「蔓牛」の1つ「やぎだに蔓」の里にある㈱太田畜産の太田牧場に到着。牛舎の中を見学するため、早速、白衣を着用し、シューズカバーを付けます。
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「みなさーん、準備はいいですか。牛さんを驚かさないようにしてください」
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まず、肥育牛をみます。
「ほほーこれが但馬牛ですか」
「ここの牧場のほかに近隣のおおや高原にも肥育牛舎があり、合わせて800頭の肥育牛を飼養しており、年間300頭の牛を出荷します」
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「この牛は繁殖雌牛です。全部で40頭います」
「牛の妊娠期間はどれくらいですか」
「人間と同じ10ヵ月です」
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見学を終えた後もエサの内容や飼い方、流通のことなど熱心な質問が続きましたが、太田克典社長はていねいに答えてくれました。
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次は、太田畜産が肥育素牛を導入する但馬家畜市場を訪れました。
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JAたじま農協の担当者から「昨年、全国の家畜市場のなかでここの市場のセリ価格が一番高くなりました」との説明。
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買参人席にすわって、せり上げる方法を聞きました。
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次に向かったのが、太田牧場直営の焼き肉店「太田家」。ここから“情報発信”することにより、精肉ブランドとしての「但馬牛」の知名度が急激に上がっています。
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藍染の暖簾をくぐると―
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名高い種雄牛の名前が付けられた小部屋が並んでいました。
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セットメニューには但馬牛の蔓牛の名前が付いています。薄切りのサーロインをさっと焼いて食べる「焼きしゃぶ」から初めて―
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サイコロステーキ、内臓肉など但馬牛を丸ごと堪能。記念に写真をする人もいました。
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食後は併設の食肉店「但馬牛 太田家」でショッピングステーキ、すき焼き用、家族へのお土産を手に、帰路につきました。
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